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シミュレータ送信文字列

シミュレータ送信では、ターゲットへ任意のデータを送信する事が出来ます。データ送信だけではなく、制御線の状態制御、ウェイトの挿入も行えます。

このシミュレータ送信文字列は、シミュレータ送信ダイアログで使用します。

○キーワード

シミュレータ送信文字列は、次のキーワードを使用します。これらのキーワードが送信文字列に出現すると、特殊制御と判断され、対応する動作に変換されます。従って、キーワードに指定されたデータを直接送信する事は出来ません。
キーワードに指定されたデータを送信したい場合は、$HEX形式でデータを作成します。

キーワード 説明

$

$HEX形式の開始キーワードです。

$$

シミュレータ送信ダイアログに表示されるコメントの開始キーワードです。

$LC

制御線の動作を制御するキーワードです。

$WT

ウェイトの挿入を指定するキーワードです。

○文字の記述

テキストエディタ等で記述できる“文字”は、そのままの値で記述する事が出来ます。ASCIIコード、半角カタカナコード、漢字コードは、変換無しのデータとして記述してください。
但し、“$”コードは、$HEX形式で使用するキーワードになるので直接記述する事はできません。“$24”と記述してください。

○制御コードの記述

テキストエディタ等で記述できない制御コードは、16進数で表現します。$HEX形式を参照してください。

○コメントの記述

通信テキストのコメントは、通信データ編集ダイアログで入力します。通信データ編集ダイアログで入力する事でキーワードや送信属性等が自動的に付加されますので直接編集は出来る限り避けてください。
コメントキーワードの“$$”は、送信テキストに直接記述する事は出来ません。$HEX形式で“$24$24”と記述します。

○制御線状態の記述

RTS と DTR は、Analyze232Cにとって出力制御線なのでシミュレータで制御する事が出来ます。
制御線を制御する場合は、キーワードに続けて制御線名称+制御で記述します。

書式:$LCxxxy

$LC : キーワード
xxx : 制御線名称。RTS または DTR を指定します。
y : 制御。ONする場合は“1”、OFFする場合は“0”を指定します。

記述例

RTSをONする場合→$LCRTS1
DTRをOFFする場合→$LCDTR0

○ウェイトの記述

送信テキストの途中にウェイトを挿入する事が出来ます。RS-485コンバータ等で半二重通信制御を行う場合は、制御線を制御した後に若干のウェイトが必要になる場合があります。このような場合は、ウェイトを挿入して動作を安定させます。
ウェイトを挿入する場合は、キーワードに続けて時間(ms)+ターミネータで記述します。

書式:$WTxxx#

$WT : キーワード
xxx : ウェイト時間(ms)十進数
# : ターミネータ(時間の終わりを示します)

記述例

1秒待つ場合→$WT1000#

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