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通信エラー

Analyze232Cでは、次の通信エラーをキャラクタ表示します。

  • フレーミングエラー
  • パリティエラー
  • オーバーランエラー

フレーミングエラー

フレーミングエラーは、通信速度等が間違っている場合等に発生するエラーです。
調歩同期通信では、1バイトのデータ送信にスタートビット・ストップビットが付加されます。このビットは、通信速度とデータ長・ストップビット長によりビット幅と位置が決まります。
間違った通信速度や、通信デバイスの誤動作等により決められた位置にスタートビット・ストップビットが存在しない場合にエラーと判断します。

パリティエラー

パリティエラーは、パリティが間違っている場合に発生するエラーです。
1バイトの通信フォーマットでパリティを指定していた場合にパリティエラーが発生すると表示されます。通常、パリティは奇数・偶数・無しを設定します。受信したデータのパリティ検査を行い、間違ったパリティを検出するとエラー表示されます。

オーバーランエラー

オーバーランエラーは、Analyze232Cを実行しているマシンが遅い場合に発生するエラーです。
通信データは、Analyze232Cが動作しているCOMポートから入力されます。これらを画面表示やログ保存等の処理に使用しますが、Analyze232Cを実行しているマシンが遅い場合、処理するデータ量より受信したデータ量の方が多くなる事があります。この場合、受信データが内部バッファにたまって行き、バッファをオーバーした場合にエラー表示されます。

フレーミングエラーとパリティエラーは、単純に指定された位置のビット状態のみを検査してエラー判断を行うため、間違った報告を行うことがあります。
例えば、実際はフレーミングエラーが発生しているのにパリティエラーが表示されることがあります。

オーバーランエラーが頻繁に発生する場合は、通信速度や通信データ量に対してマシンのスペックが小さすぎることを意味しています。
この場合は、高速なマシンでAnalyze232Cを動作させるか、停止することができるバックグランド処理を停止する必要が有ります。

○注意

フレーミングエラーとパリティエラーが発生すると、実際の受信データは不明になります。
またWindowsの仕様上、連続した同じエラーは一度しか表示されません。例えば5バイトの連続したデータ全てがパリティエラーだった場合、1回しか表示を行いません。別のエラーが発生した場合や、正常な通信に復旧した後のパリティエラーは再び表示されます。

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