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福福電子工房 HOME » ラインモニタ Analyze232C(RS-232/485/422)

通信テキストフォーマット設定

シミュレータ送信ダイアログのリストに表示されている通信テキストを通信パケットに変換するためのパケット作成ダイアログです。

ここで作成した通信フォーマット(通信パケット)は、シミュレータ送信ダイアログで使用します。シミュレータ送信ダイアロで表示されている通信テキストをこのダイアログで設定した通信パケットに変換する事ができます。
送信側テキストと受信側テキストに別々の通信パケットを適用する事も可能です。

このダイアログは、シミュレータ送信ダイアログから呼び出されます。

区切り記号項目

区切り記号とは、STXやETX等の様に一般の通信パケットに良く見かけるデリミタコードを示しています。このダイアログでは、区切り記号をA~Dの4つまで定義する事ができます。
区切り記号は文字列で指定するので、1バイト以上のデータを設定できます。制御文字等のASCII文字で入力できないデータは、HEXコードで入力します。HEX文字の入力規則を参照してください。

検査項目

検査項目とは、通信パケットの信頼性を保証するための付加コードです。

バイナリーで挿入をチェックすると、検査項目がバイナリコードで作成されます。チェックを外すとASCIIコードを使用した16進数で挿入されます。“00”~“FF”となります。

このダイアログでは次の検査項目をどれか一つ作成する事ができます。

  • SUM
    検査範囲のデータを全て加算した計算結果を検査項目とします。検査コードは8bitです。
     
  • -SUM
    SUMの計算結果の2の補数をとった値を検査項目とします。検査コードは8bitです。
     
  • XOR
    一般的に水平パリティと呼ばれています。検査範囲のデータを全てXOR(排他的論理輪)した計算結果を検査項目とします。検査コードは8bitです。
     
  • CRC
    CRCとは、Cyclic Redundancy Check の略で、巡回符号方式と呼ばれています。
    送信すべきデータ列を高次の多項式で割り、その余りをブロックチェックコードとしてデータ列に付加する方式です。検査コードは16bitです。

初期値を指定すると、その初期値から計算が始まります。一般的な査項目の初期値は、CRCがFFFFでそれ以外は00を指定することが多い様です。

検査項目にCRCを指定した場合は、生成多項式を指定できます。例えば、A001を生成多項式で記述すると以下のようになります。

X15+X13+X0

Xに続く数字は通常小さな文字で上のほうに記述します。この数字は、生成多項式のビット数を表現しています。
A001は、二進法で表現すると

1010 0000 0000 0001

となり、ビット番号で、15,13,0を使用しています。これを式で表現すると、上記(X15+X13+X0)になります。

ご使用の通信プロトコルが採用している生成多項式をAnalyze232Cに設定することで、ローカルなCRC符号を生成することが可能です。

A001とは、広く使われている生成多項式で、Analyze232Cは、これをデフォルトとしています。
 

長さ項目

長さ項目とは、通信パケットにテキスト長を付加する項目です。バイナリデータを含む通信パケットには長さ項目が付加される事があります。

長さ項目では、指定された範囲のバイト数を通信パケットに付加します。長さは8bitカウンタと16bitカウンタから選択することができます。検査項目と同様にバイナリーでパケットに挿入する事ができます。

通信フォーマット作成

作成した“区切り記号”・“検査項目”・“長さ項目”を並べ替えて通信フォーマットを作成する部分です。

次のボタンで作成した項目を通信パケットに挿入する事ができます。

  • 区切り記号挿入>>ボタン
    区切り記号項目で作成したA~Dの区切り記号を通信パケットに挿入します。
     
  • 検査項目挿入>>ボタン
    検査項目で指定した検査項目を通信パケットに挿入します。挿入されるアイテムは検査範囲と検査コードです。
     
  • 長さ挿入>>ボタン
    長さ項目で指定した長さを通信パケットに挿入します。挿入されるアイテムは長さ範囲と長さです。

上記ボタンをクリックして通信パケットに挿入するアイテムをリスト上に表示させます。不要なアイテムが挿入されている場合は、そのアイテムをマウスでクリックし、削除ボタンをクリックします。

希望する通信パケットに対応するよう、各アイテムを上下させてください。

ファイルへの保存と読込

作成した通信パケットは、ファイルに保存する事ができます。上手く保存すると、送受信テキストに別々の通信パケットを指定することができます。

通信パケットを保存するには、“保存”ボタンをクリックします。“読込”ボタンをクリックすると保存した通信パケットを読み込んでダイアログに表示します。

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